
全国地価は4年連続上昇、マンション価格には減速の兆し
2026年09月18日 14:10
全国地価は4年連続上昇、マンション価格には減速の兆し——今日の不動産ニュース3選
2026年9月18日
要約
・国土交通省は2026年9月16日、令和7年都道府県地価調査の結果を発表し、全国の地価(全用途平均)は前年比+1.5%となり、4年連続で上昇しました。
・不動産経済研究所の発表によると、2026年8月の首都圏新築分譲マンションの平均価格は9,770万円となり、前年同月比5.4%下落しました(平均価格が前年を下回るのは5カ月ぶり)。
・東日本不動産流通機構のデータによると、2026年8月の東京都の中古マンション成約件数は1,562件となり、前年同月比18.7%減少しました。
目次
1. 全国の地価、4年連続上昇 ~令和7年都道府県地価調査~
2. 首都圏新築マンション、8月の平均価格が9,770万円に
3. 東京都の中古マンション、8月は成約件数が前年比18.7%減
4. まとめ:地価と価格動向、両方の視点で見極めを
詳細内容
1. 全国の地価、4年連続上昇 ~令和7年都道府県地価調査~
国土交通省は2026年9月16日、令和7年都道府県地価調査(基準地価、令和7年7月1日時点、全国21,441地点が対象)の結果を発表しました。全国の地価は全用途平均・住宅地・商業地のいずれも4年連続で上昇し、上昇幅も前年からさらに拡大しました。
全国平均の変動率は、全用途平均が+1.5%、住宅地が+1.0%、商業地が+2.8%でした。三大都市圏では全用途平均+3.4%、住宅地+2.2%、商業地+6.4%とさらに大きな上昇となっています。また地方圏でも全用途平均・住宅地・商業地のいずれも3年連続の上昇となり、地方圏の住宅地は平成8年から29年間続いた下落基調から横ばいに転じました。
土地の価格動向は、住まいの資産価値を考えるうえでの重要な指標のひとつです。
2. 首都圏新築マンション、8月の平均価格が9,770万円に
株式会社不動産経済研究所は2026年9月17日、首都圏の新築分譲マンション市場動向(2026年8月度)を発表しました。8月の発売戸数は1,140戸で前年同月比12.4%減、平均価格は9,770万円で前年同月比5.4%下落しました。平均価格が前年を下回るのは5カ月ぶり、1億円を下回るのは4カ月ぶりです。初月契約率は61.1%でした。
エリア別の平均価格を見ると、東京23区は1億3,821万円(前年同月比+0.1%)とほぼ横ばいだった一方、発売戸数は東京23区・神奈川県でそれぞれ3割以上減少しました。
新築マンションの価格動向は、購入を検討されている方にとって重要な判断材料となります。
3. 東京都の中古マンション、8月は成約件数が前年比18.7%減
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月例速報マーケットウォッチのデータによると、2026年8月の東京都の中古マンション成約価格は6,826万円(前年同月比0.4%減、前月比2.5%減)、成約件数は1,562件(前年同月比18.7%減、前月比16.2%減)となりました。
都心3区(千代田区・中央区・港区)に限ると、成約価格は1億4,175万円(前年同月比4.5%増)と上昇した一方、成約件数は154件(前年同月比38.9%減)となりました。売出価格と成約価格の差は4,802万円まで縮小しています。
エリアによって価格や成約状況の動きが異なるため、中古マンションをご検討の際は最新の市況を確認することが大切です。
まとめ:地価と価格動向、両方の視点で見極めを
本日は、地価の上昇が続く一方で、マンション市場では価格や成約件数に変化の兆しが見え始めているという、3つの発表をご紹介しました。全国の地価は4年連続の上昇となり土地の資産価値の底堅さがうかがえる一方、首都圏の新築マンション平均価格は5カ月ぶりに前年を下回り、東京都の中古マンション成約件数も前年を大きく下回るなど、エリアや物件タイプによって市況の動きはさまざまです。
マイホームの購入・売却をご検討中の方は、ぜひ一度、音羽トレンディまでお気軽にご相談ください。最新の市況を踏まえながら、皆様のご希望に沿った最適なご提案をさせていただきます。
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情報源
首都圏新築マンション、8月平均9770万円 5カ月ぶり前年比下落(NOVAIST)
2026年8月の東京都の中古マンション価格は、都心3区でワニの口が縮小!成約件数は6エリア全体で落ち込む(ダイヤモンド不動産研究所)
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