
住宅ローン金利上昇とフラット35過去最高、マイホーム購入前に知っておきたい不動産ニュース3選
2026年09月02日 08:57
住宅ローン金利上昇とフラット35過去最高、マイホーム購入前に知っておきたい不動産ニュース3選
2026年9月2日
要約
• 三菱UFJ銀行・三井住友銀行が住宅ローンの変動金利を0.25%引き上げました。日銀の政策金利引き上げを受け、ネット銀行を含む各行で追随の動きが広がっています。
• 住宅金融支援機構が発表した「フラット35」の9月最低金利は年3.46%となり、2017年10月の現行制度開始以来、最高水準を更新しました。
• アットホームの調査で、首都圏の新築戸建て平均価格が5,184万円となり、5ヶ月連続で上昇したことがわかりました。
目次
1. 住宅ローン変動金利、三菱UFJ・三井住友が0.25%引き上げ
詳細内容
1. 住宅ローン変動金利、三菱UFJ・三井住友が0.25%引き上げ
三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、住宅ローンの変動金利を0.25%引き上げました。三菱UFJ銀行は新基準金利を**年1.195%に、三井住友銀行は年1.525%**に改定しています。両行とも変動金利の引き上げは約半年ぶりです。
背景にあるのは、日本銀行が6月15日・16日の金融政策決定会合で政策金利を0.75%から**年1.00%**に引き上げたことです。これは1995年以来、約31年ぶりの高水準となります。なお、7月30日・31日の会合では政策金利は据え置かれました。
三菱UFJ銀行は公式サイトで、2026年9月1日から住宅ローン変動金利の基準金利を見直すと案内しており、新基準金利は8月31日に公表されました。適用開始時期は、毎月型が10月の返済日翌日から、年2回型が12月の返済日翌日からとなります。
ネット銀行でも金利引き上げの動きが広がっています。PayPay銀行は7月に先行して引き上げを実施したほか、ドコモSMTBネット銀行は8月に0.25%引き上げ(年0.950%→年1.200%)、楽天銀行も8月に0.043%引き上げ(年1.500%→年1.543%)ています。
借入額3,500万円・返済期間35年のケースで金利が年1.0%から年1.1%に上がった場合、総返済額の差は約78万円になるとの試算も紹介されています。
2. フラット35、9月最低金利が過去最高の年3.46%に
住宅金融支援機構は2026年9月1日、全期間固定金利型住宅ローン「フラット35」の9月適用金利を発表しました。借入期間21年以上35年以下の最低金利は年3.46%となり、8月の年3.29%から0.17%上昇しました。
この水準は、2017年10月の現行制度開始以来、最高です。フラット35の金利は4か月連続で3%台が続いており、金利の引き上げは2か月連続となります。同機構は上昇の主な要因として、長期金利の上昇を挙げています。
3. 首都圏の新築戸建て価格、5ヶ月連続で上昇
不動産情報サイトを運営するアットホーム株式会社(分析:アットホームラボ株式会社)は2026年8月31日、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の計8エリア)における住宅価格動向を発表しました。
新築戸建ての平均価格は5,184万円で、前月比**+0.9%と5ヶ月連続の上昇**、前年同月比では**+7.8%**となり、23ヶ月連続の上昇となりました。
エリア別の平均価格は、東京23区が9,143万円、東京都下が5,449万円、横浜市・川崎市が5,718万円、さいたま市が4,962万円などとなっており、地域による差が見られます。
同時に発表された既存(中古)マンションの平均価格は5,928万円で、前月比**+1.4%、前年同月比では+25.8%**と24ヶ月連続の上昇となりました。
まとめ:金利上昇局面での資金計画
今回の3つのニュースを整理すると、住宅ローンの変動金利・固定金利がそろって上昇し、新築戸建て・中古マンションの価格も上昇が続いていることがわかります。マイホーム購入を検討されている方にとっては、資金計画や住宅ローンの選び方が、これまで以上に重要になってくる局面と言えそうです。
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情報源
• 三菱UFJ銀行と三井住友銀行、住宅ローン変動金利0.25%上げ 半年ぶり(日本経済新聞)
• 住宅ローン変動金利の基準金利見直しについて(三菱UFJ銀行公式)
• フラット35 9月最低金利 長期金利上昇で過去最高の3.46%(共同通信/Cubeニュース)
• 首都圏新築戸建て価格、5ヵ月連続で上昇(R.E.port/アットホーム調査)
