
住宅ローン変動金利が10月から引き上げへ、住宅着工は5カ月連続増加――今日の不動産ニュース3選
2026年10月01日 23:13
住宅ローン変動金利が10月から引き上げへ、住宅着工は5カ月連続増加――今日の不動産ニュース3選
2026年10月1日

要約
• みずほ銀行・りそな銀行・三井住友信託銀行などの大手行は、住宅ローンの変動金利を2026年10月1日から引き上げます(みずほ1.275%、りそな1.25%、三井住友信託1.7%)。固定金利も大手5行すべてで引き上げられました。
• 国土交通省は2026年9月30日、8月の新設住宅着工戸数が6万3,974戸(前年同月比6.1%増)となり、5カ月連続の増加になったと発表しました。
• 国土交通省は同日、個人による既存住宅の移転登記量を指数化した「既存住宅販売量指数」(試験運用)の2026年6月分を公表し、全国合計の指数は前月比4.4%増の131.3となりました。
目次
詳細内容
1. 住宅ローン変動金利、10月から引き上げ 大手行が対応
みずほ銀行、りそな銀行、三井住友信託銀行は、住宅ローンの変動金利を2026年10月1日から引き上げます。引き上げ後の金利はみずほ銀行が1.275%(+0.25pt)、りそな銀行が1.25%(+0.3pt)、三井住友信託銀行が1.7%(+0.62pt)です。三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、9月にすでに引き上げを行ったため、10月は据え置きとなります。
固定金利については、大手5行すべてで引き上げられました。三菱UFJ銀行3.75%(+0.12pt)、三井住友銀行4.0%(+0.3pt)、みずほ銀行3.6%(+0.15pt)、りそな銀行4.205%(+0.25pt)、三井住友信託銀行4.965%(+0.77pt)となっています。日本銀行の政策金利引き上げなどを受けた対応で、長期金利の上昇も固定金利引き上げの要因となっています。
住宅ローンを新規でご検討中の方、借り換えをお考えの方は、変動・固定それぞれの金利動向を踏まえたうえで、資金計画を見直すよい機会かもしれません。
2. 8月の新設住宅着工、5カ月連続の増加に
国土交通省は2026年9月30日、2026年8月分の建築着工統計調査報告を公表しました。新設住宅着工戸数は6万3,974戸(前年同月比6.1%増)、着工床面積は485万8,000平方メートル(同5.6%増)となり、いずれも5カ月連続の増加となりました。
利用関係別では、持家が1万7,713戸(1.0%増)、貸家が2万8,309戸(6.5%増)、分譲住宅が1万6,838戸(6.4%増、うちマンション6,475戸・5.3%増)となりました。地域別では首都圏9.2%増、中部圏11.0%増、近畿圏12.3%増と大都市圏で増加した一方、その他地域は2.0%減でした。増加の背景には、昨年4月の省エネ基準適合義務化に伴う反動があるとみられています。
新築住宅の供給動向は、今後の価格や選択肢の幅にも影響する指標です。新築をご検討中の方は、こうした着工動向も参考にしていただければと思います。
3. 既存住宅販売量指数、6月分は前月比4.4%増
国土交通省は2026年9月30日、登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を指数化した「既存住宅販売量指数」(試験運用、2010年平均=100)の令和8年6月分を公表しました。全国合計の季節調整値は前月比4.4%増の131.3となりました。
内訳では、戸建住宅が130.1(前月比3.7%増)、マンションが130.3(前月比4.3%増)と、いずれも上昇しました。
この指数はまだ試験運用段階ですが、中古住宅の取引量の変化を捉える新たな指標として注目されます。中古物件の購入・売却をご検討中の方は、今後の公表データの推移にもぜひご注目ください。
まとめ:金利上昇局面だからこそ、正しい情報収集を
今回は、住宅ローン金利の引き上げ、新設住宅着工の増加、そして既存住宅の取引量を示す新指標という3つの視点からニュースをお届けしました。金利が上昇局面にある今だからこそ、返済計画や物件選びにおいて、最新の市況を正しく把握しておくことが大切です。
住宅ローンの見直しや、住まいの購入・売却・賃貸に関するご相談は、ぜひ音羽トレンディまでお気軽にお問い合わせください。
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